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詩と音楽・18


はじめは青山潤三氏の写真と散文です。
63サクラソウ、ウンモンルリシジミ、ヒョウモンモドキ類
転進2日目からは、案の定、雨続きとなってしまった。連日タクシーで、チョウの多そうな山の中に向かい、運転手を待たせて、終日雨の止むのを待つ。晴れさえすれば、ユキワリツマキチョウが飛び出してくるのが分かっているので、ひたすら待つしかないのである。植物の撮影に関しては、光の陰影が一様で、風の少ない小雨時ぐらいのほうが、むしろよろしい。この辺りには、ことにサクラソウの仲間が多く、ほんの少し環境が変るだけで、赤・ピンク・紫・青・黄・白、、、と、様々な花色の種に入れ替わってゆく。サクラソウ族の主要メンバーは、プリムラ(サクラソウ)属とアンドロサケ(トチナイソウ)属。日本産の後者は、北海道と東北の一部の高山に稀産するトチナイソウと、沖縄と九州の一部の海岸に稀産するリュウキュウコザクラの2種があるだけ、ともに小さく地味で、出会えるチャンスは奇跡に近い。しかし、四川や雲南の山中では、数多くの色鮮やかな種が、これでもかと出現する。雨の中、そのプリムラやアンドロサケを写していたら、突然雨が止んで、ほんの一瞬だけ日が差した。すると、それまでどこにも姿のなかった様々なチョウ達が、当然のように、花の上にとまって、蜜を吸っているではないか! 一体いつ現われたのだろう? 日が翳ると、忽然と消えてしまう。魔法としか思えないのだが、魔法でも錯覚でもない証拠に、写真を撮ってある。ヒメシジミの仲間とヒョウモンモドキの仲間。日本には、ヒメシジミの仲間が4種、ヒョウモンモドキの仲間が3種いて、いずれも山地草原の限られた地に棲息し、絶滅の危機に晒されている。山地草原性の種の多くは、日本では衰退生物の一番手だが、大陸では最も繁栄していて、立場が入れ替わるのである。



次は、三 角さんの詩です。

あのさ


あのさ
コトバはどこからやってくる?
きみが届けてきたのだろうか
ぼくの心が探しに行ったのか

あのさ
きみのいいにおい
きみの柔らかい腕
きみの笑い皺

蹴っ飛ばしてきみは出て行くかい?
泣くかな
笑い皺が深くなるかな
黙ったままかな?

あのさ

あのさ
好きってそれ なんだろう
神サマがつくったんだろうか
だれにも起こることなんだろうか

あのさ
ぼくどうしたんだろう
ぼくが求めるもの
ためらうこと

千年経ったらぼくにもわかることかな
無駄かな
諦(あきら)めてくれる?諦めて
頷(うなづ)いてくれる?

あのさ

☆あのさ、から始まるこの詩のフレーズには、このメロディーしか、頭に浮かびませんでした。某コマーシャルソングに似ている雰囲気もありますが、比べてみたら、違いはわかると思います。願わくば「あのさ」もヒットしないかな。。。無理だろうな。。。

[ココをクリックすると曲が鳴ります]
☆この曲は是非みなさんも、歌ってみてください。
☆クラリネットの音が、歌う部分のメロディーです。
☆詩の字数が、メロディーと合わないところがあったので、だいぶ字数を減らしています。ご了承ください。

あのさ1

あのさ2


いかがでしたでしょうか。
それでは皆さん、次回をお楽しみに。

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