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詩と音楽・24


詩と音楽、9回目の発表です。

今回は「もうあなたの夢は見ない」「ナガサキ」の2曲です。


プログラム

1、写真と散文
  青山潤三
  AYAKO

2、作詞とイラスト・写真
  三 角

3、作曲
  AYAKO

※いつもと違ったプログラムです。
はじめは青山順三氏の写真と散文です。
小笠原母島
某作家の小説「獏園」の中に「春丸」という若い女性が登場します。67才の主人公「親王」の旅のパートナーとして重要な役割を担っていますが、あくまで"中性"としての存在です。僕とあなたの関係も、このように築いていくことが出来ればという願いを込めて、示唆したのです。

『眠れましたか?? 昼に送って来て下さった8通のメールの写真、全部開けませんでした、、あまりに哀しくて暫く仕事が手につきませんでした。「獏園」読みました! 親王には良い夢を見る才能があったけれど、わたしは毎晩必ず夢をみますが8割は怖い夢です。小さい頃は、ほんとうに怖い夢をみるのがいやでいやで、あるおまじないを唱えてから寝ていました。"獏に申す、獏に申す"と言って枕を2回叩いてから眠るんです。そうすれば、獏が怖い夢を食べてくれるって、その本には書いてありました。実際、この方法でかなり良くなりました。でも当時は、その言葉の意味がわからず、"ばくにもーすばくにもーす…"と呟いていた記憶があります。心配事、大丈夫ですか?  良く寝てください。』
Tさんと別れてから、もう10年近くが経つけれど、今でも月に一度は彼女の夢を見ます。でも、あなたの夢は、まだ一度も見たことがない。考えてみると、とても不思議な気がします。

※画像 グリーンぺぺ。22年前の真夏の深夜。小笠原母島桑木山原生林にて。



次は、三 角さんの詩とイラストです。


もうあなたの夢はみない
※こちらのジオログでは、三 角さんの3点の詩とイラストを紹介しています。


もうあなたの夢は見ない

作詞 三 角・ 作曲 AYAKO

夜空に零(こぼ)した呟(つぶや)きは
みんな月に拾われて
残ったものはひとつきり
胸の奥から出て行かなかった思いだけ

星に願いをかけるのは
どんなに世界が変わっても
どんなに心が変わっても
胸の奥にたったひとつ
小さく残った思いがひとつ

出て行ってしまうおまえには
黙ったままはよしてくれ
どんな思いで見送るか
そんなわたしのほんとうの気持ちが知りたくて

夜空に描く星座には
月があんなに明るくて
どれも形を失くしていた
どれもぼんやり涙のようにも見えるほど

星に願いをかけるのは
どんなにあなたがかわっても
どんなにわたしが変わっても
胸の奥にたったひとつ
消すに消せない思いがひとつ

夜空は遠く冷たくて
月まで凍える寂しがる
誰のものとも知らぬまま
愛の歌など途切れ途切れにくちずさむ

★三 角さんの詩も、青山氏の散文も、現実と非現実の境の世界のような気がします。考え方も生き方も全く異なったように思える2人に、ある種の共通性のようなものが感じられて、私には不思議に感じられたのです。
グリーンペペは森の妖精、三 角さんの詩は夜空と星と月の世界ですが、こちらも共通点があるようです。(AYAKO)

[ココをクリックすると曲が鳴ります]


もうあなたの夢はみない1

もうあなたの夢はみない2

もうあなたの夢はみない3

もうあなたの夢はみない4


いかがでしたでしょうか。
次は、「ナガサキ」です。

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