このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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<<レッスン11>>ト長調(G C D7)の練習2

<ステップ1> 少し難しい曲に挑戦してみよう

ト長調のコード進行、慣れましたか。今回もト長調の曲をマスターしたいと思います。
下の楽譜をごらんください。「皇帝賛歌」と言う題名ですね。さっそくどんな曲か聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]

皇帝賛歌 楽譜

どこかで聞いたような?と皆さん、思われたでしょう。そうです。スポーツの大会でよく流れてきたあの曲「ドイツ国歌」です。
ああそうかとうなずいている方もいると思います。あの有名なハイドンの曲ですが、ステキですね。
アメリカの国歌もカッコいいけど、ドイツ国家もなかなかのものです。
今回はちょっとむずかしいけど、このドイツ国歌『皇帝賛歌』を弾けるようにがんばりましょう。
メロディー譜の音符を読んでみましょう。V(ブレス)の印がありますね。
歌の時はここで、息継ぎをするのです。ピアノ(キーボード)を弾くときも、歌と同じように、息継ぎのような間(休み)をいれると、自然なメロディーの流れがでてきます。やってみてください。

右手の位置

右手の絵1
右手の絵2
右手の絵3
右手の絵4
右手の絵5
右手の絵6

左手Aコード
左手Aコード

次に、演奏する順番ですが、※リピート記号の注に書いてあるように、2小節目から5小節目まで弾いたら、2度目は2小節―3小節―4小節―(5小節を弾かないで)6小節に移ります。
パソコンの音楽をききながら、確認してください。
同様に、11小節~14小節 2度目は11小節~13小節―15小節を弾きます。
楽譜よりも、実際の曲はかなり長い曲になりましたね。

<ステップ2> コードをつけてみよう

左手のコードを弾いてみましょう。楽譜の下の方、左手のコードの楽譜をみてください。前回のコードと同じG C D7です。あ、新しくAコードも出てきましたね。Aコードはイラストで、弾く位置と指番号を確かめてください。
他のコードは、番号の種類別に弾き方が分けてあるので、はじめは左手コードだけ、できるようになったら、両手の練習をしてください。
少しレベルが高い曲なので、右手だけの演奏でもいいと思います。
左手の位置がわからない方は、レッスン10の左手の位置のイラストを参照してください。

もう少し学びたい人に

クリスマスにおなじみの曲を弾いてみよう

これもドイツの曲ですが、クリスマスには、必ずどこからか聞こえてくる曲です。
「皇帝賛歌」ほどむずかしくないので、すぐに弾けるようになると思います。
まず、パソコンの音楽を聴いてください。子供の頃を思い出すような、なつかしい曲ですね。
下の楽譜を見てください。知っている方は、もみの木、もみの木、おいやしげれると日本語で歌ってみましょう。
ピアノ(キーボード)を弾く時も、歌うときのように、ブレスで息継ぎ(間をとる)をするのです。楽器に歌わせるように弾くといいと思います。 [ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]

もみの木 楽譜

右手の位置

右手の絵1

右手の絵1

右手のメロディーが弾けるようになったら、左手のコードをあわせてみてください。
左手の位置と、右手の位置が近いので、右手のはじめの音、(レ)を弾きおわってから、左手をGコードの位置に置いてください。
そうしないと、右手と左手が重なってしまうでしょう。あとはファのシャープ(♯)に注意すれば、わりと楽に弾けるでしょう。

今回はここまで。  バイバイ

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