このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
今回はベートーベンの数あるピアノ曲のなかから、リクエストのあった、「月光ソナタ」の第1楽章を取り上げました。この曲はベートーベンのソナタの中でも、ポピュラーな曲で、皆さんもご存知でしょう。
嬰ハ短調の曲で、シャープ(♯)が4つもついていて、いかにも難しそうですが、原曲より、簡単に編曲してありますので、がんばって弾いてみてください。
長さもこのページで全曲とりあげるには、長すぎるので、前半の部分だけ載せています。興味があって、全曲弾きたい方は、楽譜をお買い求めになって、挑戦してみるのもいいでしょう。
前置きが長くなりましたが、さっそくパソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
原曲では、右手で、メロディーと伴奏の両方のパートを演奏し、左手でベースの和音を弾くようになっていますが、初心者にはむずかしいので、右手はメロディーだけ、左手で伴奏、そしてベースの音は省略しました。
どんなふうに弾くのか、下の楽譜を見てください。
この講座では、はじめての3枚の楽譜になっています。大譜表で、2段づつセットになっていますが、ト音記号(上の段)が右手、ヘ音記号(下の段)が左手の楽譜です。 コードネームは記載していません。楽譜の通りの音符を弾いてもらいたいからです。 パソコンの音楽は、いきなり両手の演奏になっていますが、皆さんは、はじめは右手の練習をして、メロディーを確認してください。 緑と茶色の音符は♯(半音上がる)なので、黒いキーを弾きます。 音の位置は下のイラストを参考にしてください。♯は半音上がるという意味で、黒いキーを弾く場合が多いのですがミの♯はとなりのファ(白いキー)、シの♯はとなりのド(白いキー)を弾きます。
今度は左手の練習ですが、楽譜に書かれてある音符を弾いていきます。 指の位置は上記のイラストを参考にしてください。中央のドを確かめて、指を置いてみてください。 1小節~4小節までは、右手と左手は、離れていますが、5小節目からは、左手が右手の位置に近くなっています。 それから、今までと違って、黒いキーを弾くところがたくさんあるので、1つ1つ丁寧に譜読みをしてください。 わからないことは、メールや掲示板でどんどん質問してください。
ピアノやキーボードを少し弾けるようになると、「ねこふんじゃった」と同じように、「エリーゼのために」のはじめのメロディーを弾いてみたりしますね。でも、なかなか最後まで到達しないようです。このレッスンでも、前半の簡単な部分だけを取り上げていますので、もっと弾きたい方は、正式な楽譜を手に入れられて、練習してください。
このレッスンは、前半の部分だけですが、原曲の譜面通りに弾けるようになっています。パソコンの音楽は、はじめはメロディーだけ、次に両手の演奏を入れています。聞いてみましょう。
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いかがですか、弾けそうな気がするでしょう。下の楽譜を見てください。
この楽譜も大譜表(両手用)になっていて、少し長くなりました。
リピート(繰り返し記号)が2箇所ありますね。はじめから途中までを2回と、途中から終りまでを2回弾きます。
1度目は1.のところまで弾いて、2度目は1.をとばして2.を弾きます。
楽譜を見ながら、パソコンの音楽をよく聴いて、どのような順序で演奏されているか、確かめてください。
途中、ミミミ(左手)ミミ(右手)ミミ(左手)ミミ(右手)レ♯ ミ(左)レ♯ ミ(右) レ♯ ミ(左)と交互に弾くところがありますが、鍵盤が足りない人は、キーボードの範囲内の高さのミをくりかえして弾いてください。 コードネームも記載しましたが、なるべく左手も楽譜通りの演奏をされることをお勧めします。 今回は初心者のレッスンにしては、少しむずかしかったかもしれませんが、自分なりの練習方法で、それなりに弾けるようになればいいと思います。 それでは次回をお楽しみに、バイバイ。
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