このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
シューベルトは歌曲の王と呼ばれるように、歌曲をたくさん作曲しています。以前、「弾いてみようレッスン12」で<子守歌>を取り上げました。
今回は、これも誰でも知っている<のばら>を弾いてみたいと思います。ではさっそく、パソコンの音楽を聴いて見ましょう。
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下の楽譜をごらんになってください。
メロディ譜を見てください。ト長調の曲ですね。音名の書いてないところを書き足して、楽譜を完成させましょう。 ト長調の曲は基本的には、ファの音は♯(シャープ)半音上がります。その他に楽譜の途中で、出てきた♯は、臨時記号と言って、♯のついた小節(1小節のみ)有効です。 パソコンの音楽に合わせて、音名で歌ってみましょう。しっかり、メロディーがつかめたところで、右手のメロディーを弾いてください。 指の位置がわからない方は、下のイラストを参照してください。
右手の位置
歌の曲なので、ブレス(息継ぎ)、フェルマータに注意して弾いてください。 フェルマータは特に長さは決まっていないのですが、フェルマータのついている音符の2倍くらい伸ばしたらいいでしょう。 大事なことは、その音になってから、いきなり伸ばすのではなくて、その小節のはじめから、少しづつ、速度を遅くしていって、自然な流れに聞こえるようにします。 16分音符のところは、速い動きなので、きれいに弾けるようになるまで、部分練習をするといいでしょう。
今度は、左手の伴奏譜を見てください。
はじめは、伴奏譜を見ながら、弾いてみましょう。ファの♯と、臨時記号に気をつけて弾きます。
グリーンの音符になっているところが♯です。
左手の位置がわからない方は、下のイラストを参照してください。
伴奏譜で弾けるようになったら、メロディー譜のコードを見ながら、同様に弾きます。左手が完全に弾けるようになったら、両手を付けてみてください。
伴奏譜の左手は難しいという方は、コードの和音を弾くだけでもいいですよ。
右手のメロディーしか弾けなくてもかまわないのです。テストをするわけではありませんから、あくまでも自分流に弾いてくださって結構です。
コードの種類が多いですが、今まで出てきたコードがほとんどですから、それほど難しくありません。弾きやすいリズムなので、何回か練習すれば、弾けるようになるでしょう。
ピアノ五重奏曲イ長調D667 第4楽章 <ます>を弾いてみましょう。
ピアノ、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという変った楽器編成の曲ですが、広く愛好されています。本当はもっと長い曲ですが、弾いてみようのレッスンでは、よく知られたはじめの部分だけを取り上げました。興味のある方は、全曲を通して聴いてみてください。ではさっそくパソコンの音楽を聴いてみましょう。
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聴いたことがある曲だったでしょう。
下のメロディー譜を見てください。
音名の書いてないところは、いつものように書き入れて、楽譜を完成させましょう。パソコンの音楽に合わせて、音名(ドレミ)で歌ってみてください。
心がうきうきするようなメロディーですね。この軽快なタッチとテンポをイメージしながら、練習していきます。
さっそく弾いてみましょう。指の位置のわからない方は、下のイラストを参照してください。
16分音符や、付点8分音符もでてきて、速い動きのところもありますので、はじめはゆっくり練習してください。細部までしっかり弾けるようになってから、次第にテンポを速くしていくと、うまく弾けると思います。
次に、左手伴奏譜を見てください。コードはC,G7,F,Dと簡単なコードばかりです。Dコードだけは、イラストを載せておきます。C,G7,Fコードはレッスン2を参照してください。
それでは次回をお楽しみに。 バイバイ