このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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<< レッスン25 メンデルスゾーンの曲を弾こう >>

作曲者の紹介

メンデルスゾーン・フェリックス(Mendelssohn Felix)は1809年2月3日、ドイツのハンブルグで生まれました。ユダヤ系の教養あるキリスト教信者の上流階級の出身で、父は銀行家だった。少年時代から音楽的才能を発揮し、9歳のときから公開演奏会を開き、家庭に管弦楽団や合唱団をつくり、そのための作品も書く。1829年からはイギリスその他への演奏旅行も積極的におこない、1835年にはライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団の指揮者となり、その演奏水準をめざましく向上させ、1842年にはライプチヒに音楽院を設立して著名な音楽家をその教授にまねき、音楽教育方面にも多大な功績をのこした。しかし多忙のため身体を害し、38歳で世を去った。(学生の音楽辞典・音楽の友社より) 主な作品に、交響曲第3番、第4番、真夏の夜の夢より、結婚行進曲、フィガルの洞窟、バイオリン協奏曲op.64、無言歌、そして今回の曲、「歌の翼に」などがあります。

参考資料 学生の音楽事典(音楽の友)他

ステップ1 「歌の翼に」を弾こう

さて今回取り上げました「歌の翼に」は無言歌集の中の曲で、ピアノだけでなく、他の色々な楽器で演奏されているようで、とても美しいメロディーです。 さっそくパソコンの音楽を聴いてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)] いかがでしたか。思ったより速いなあ、弾けるだろうかと思われた方もいますか。原曲はAndante ややゆっくりですが、人それぞれで弾くテンポも違うようです。私はこのくらいのテンポが好きですが、みなさんの好みでもっとおそく弾いてもかまいません。左手の伴奏は弾きやすいように、原曲よりかなりやさしくしました。 楽譜を見てください。
歌の翼(1) 楽譜
歌の翼(2) 楽譜
歌の翼(3) 楽譜
歌の翼(4) 楽譜
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)] 全曲載せてありますので、4枚の楽譜になっています。いつものように楽譜をコピーしてから練習をはじめてください。
3枚目の楽譜の一番上に、1.2.と書かれていますね。1.のところまで演奏したら、1枚目のリピート記号のところへ戻って、繰り返し演奏します。そして2度目は1.の部分を飛ばして2.へ移ります。その辺の順番はパソコンの音楽と楽譜を照らし合わせて確認してください。
演奏の順序がわかったら、右手のメロディー譜を練習していきます。
そうそう肝心なことを忘れていました。この曲はト長調の曲で、ファの音はシャープ(半音上がる)になります。ファ以外の音でもシャープやフラットの音が出てきます。緑色の音符はシャープ(♯)茶色の音符はフラット(♭)です。
下の指の位置のイラストを参照してください。
歌の翼に指の位置

< ステップ2 左手の伴奏譜を弾こう >

次に左手の伴奏を弾いていきますが、もう一度パソコンの音楽を聴いてください。今度は左手の音を中心に聴いてください。
次に楽譜、左手の伴奏譜を見てください。コードネームも記載していますが、譜面どおり、音符を演奏していただきたいです。
右手同様緑色の音符はシャープ(半音上がる)茶色の音符はフラット(半音下がる)です。イラストで指の位置を確認してください。
今回は指の位置のイラストでもわかるように、弾く範囲があまり広くありませんので、反復練習をすれば、両手で弾けるようになると思います。

※毎月1回更新していますが、できれば抜粋ではなく、全曲をご紹介していきたいと思っています。今回も楽譜4枚と長くなりましたが、一曲作成する時間が多くなって、「もう少し学びたい人に」の曲まで、手が回りません。1曲しかご紹介できませんが、ご了承ください。
それでは、また次回お目にかかりましょう。バイバイ

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