このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
ビゼーの代表曲の「アルルの女」は1872年作曲の管弦楽組曲です。メヌエットはその中の第一組曲の中に入っている美しい旋律の曲です。
まずはパソコンの音楽を聴いてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
いかがでしたか、聴いたことがある方も、はじめて聴いた方も、美しいメロディーだったでしょう。
下の楽譜をごらんください。3枚の楽譜になっていますので、プリンターをお持ちの方は、最初に楽譜をプリントして、お手元に準備してください。メロディー譜と伴奏譜の両方書かれている大譜表になっています。まずは右手(メロディー譜)から読んでいきましょう。へ長調の曲ですね。
緑色の音符は♯(シャープ)と♭(フラット)の音符で、黒い鍵盤を弾きます。
弾くポジションは楽譜の下の「弾く位置」のイラストを参照してください。
メヌエットの楽譜は、コードネームも書いてありますが、基本的には楽譜に書かれてある、伴奏譜を弾きます。コード別に多少位置が変わりますが、同じ音符が繰り返しでてきますので、何度か練習すれば、弾けるようになると思います。左手も緑の音符はシャープやフラットです。今度は左手の伴奏に集中して、パソコンの音楽を聴いてみましょう。左手は右手のメロディーの邪魔にならないように、小さめな音で弾きます。左手もマスターできたら、両手も挑戦してみてください。
ビゼーのもう1つの代表作、オペラ「カルメン」の第2幕で闘牛士エスカミーリョが歌う「闘牛士の歌」を弾きましょう。この曲は誰でも聴いたことがあるでしょう。
さあ、パソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
次に下の楽譜を見てください。楽譜は2枚になっています。1枚目の2段目までは、調号に♭が4つもありますね。ヘ短調で、ラ、シ、レ、ミの音に♭がつきます。1枚目の3段目を見てください。♭が1つになっているでしょう。フェ長調に転調したのです。ここからは、シの音だけに♭がつきます。2枚目の3小節目と5小節目に♯がありますね。これは臨時記号といって、その♯のついた小節内だけで有効で、次の小節では、無効になります。従って、3小節目の右手の♯ソと、4小節目の左手の♯ド、5小節目右手の♯ドだけが有効になります。
1枚目のヘ長調に変わったところから、リピート(繰り返し)記号になっていますので、そこから最後までは、繰り返し、演奏してください。
指の位置がわからない方は、指の位置のイラストを参考にしてください。
パソコンの音楽は、はじめ右手のメロディーを意識して聴いて、同じように弾けるようになったら、今度は左手の和音を意識して聴くようにします。
左手も同じように弾けるようになったら、両手の練習に入りましょう。
それではまた次回お目にかかりましょう。バイバイ