このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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<< レッスン27 シューベルトの曲を弾こう >>

作曲者の紹介

 シューベルトの紹介はレッスン17でいたしましたので、ごらんになってください。今日は人となりについて、少しお話します。
 シューベルトは金銭欲も、地位や名声欲もなく、ただ自由に好きなだけ作曲に没頭できれば幸せな人だったのです。その結果生活力のないシューベルトを友達が支えてくれ、彼を世に出す手伝いをしてくれたのです。そのグループは「シューベルティアーデ(シューベルトをきく会)」の母体となります。
"友人たちは完成後の作品に無頓着な彼に代わって、作品を写譜し、整理し、出版社に売り込み、リートの理想的な歌い手を探し、父親の説得にあたるなど、シューベルトを世に出し、彼の生活を楽にするために献身的に働いた。"
シューベルトは友人たちの家を転々としながら作曲を続け、わずか31歳の若さでこの世を去ります。
参考資料 日野まどか(シューベルト物語より)

「楽興の時」を弾こう

この曲はピアノ曲の小品で、みなさんもメロディーはよくご存知でしょう。一見簡単そうに聞こえるのですが、弾いてみたことがある方はわかると思うのですが、左手の伴奏がことのほかむずかしく、途中で断念した経験のある方もいると思います。
弾いてみようでは、初心者のために、とても弾きやすい伴奏を付けました。それではさっそく音楽を聴いてみましょう。
いかがですか、簡単な伴奏のわりには、そんなに違和感なく聞こえるでしょう。右手のメロディーもなるべく和音や装飾音は減らして、弾きやすくしてあります。下の楽譜を見てください。
楽譜は5枚になっていますので、いつものようにプリントして、お手元に置いてください。
右手のメロディー譜から読んでいきます。かいめいがふっていない音で、読むのが苦手な人は、前に出てきた音符を参考に、ふってみてください。
全部読めるようになったら、パソコンの音楽にあわせて、かいめいで歌ってみましょう。
そこまでできるようになったら、さあ、キーボードに向かって、練習開始です。
指の位置は下のイラストを参考にしてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
楽興の時1 楽譜
楽興の時2 楽譜
楽興の時3 楽譜
楽興の時4 楽譜
楽興の時5 楽譜
楽興の時 指の位置
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]

< ステップ2 左手の伴奏譜を弾こう >

今度は楽譜の伴奏譜を見てください。コードネームもふってありますが、伴奏譜(左手)の音符を弾いてみましょう。原曲ではこの左手の楽譜が、かなりむずかしいのです。音と音の間隔が離れていて、和音の音も多いです。この楽譜では、和音と和音があまり移動しないで、音の数も減らしてありますので、比較的楽に弾けると思います。
もう1度 パソコンの音楽を聴いてください。今度は左手の音に神経を集中して聴いてみましょう。
指の位置は上のイラストの左手の位置を参考にしてください。
練習していてわからないことがあったら、メールでも掲示板の書き込みでもいいですから、遠慮なくお尋ねください。
それでは又次回をお楽しみに。バイバイ

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