このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
ショパンの作品のほとんどはピアノ曲です。
「小犬のワルツ」、「革命のエチュード」、数々のノクターン、みなさんがご存知の曲だけでも、数え上げればきりがありません。
しかしあの華麗で優雅な曲を演奏するとなると、あきらめている人も多いかもしれません。
そんな中で、初心者でも弾けるショパンを見つけました。
もちろん、原曲のままではなく、やさしい楽譜にしましたので、挑戦してみてください。
はじめに、みなさんよくご存知の「別れの曲」を弾いてみましょう。
この曲は練習曲(エチュード)の中の曲で、作品番号はop.10.no.3という曲です。ショパンの曲は「別れの曲」のように副題がついているので、より親しまれるのだと思います。
それではさっそく、パソコンの音楽を聴いてみましょう。
「別れの曲」の原曲をお聞きになった方は、わかると思うのですが、このテキストは全曲ではありません。途中の難しい箇所は、省いています。本来は右手でメロディーと伴奏も弾くのですが、ここでは右手はメロディー、左手は簡単な伴奏です。
楽譜をごらんになってください。楽譜は2枚ですね。調号は♭1つ、ヘ長調の曲です最近にしては短いでしょう。メロディー譜をごらんになって、パソコンの音楽に合わせて、歌ってみてください。
メロディーが頭に入ったら、弾いてみましょう。
指の位置のイラストも参考にしてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
今度は左手の伴奏譜をごらんになってください。
ヘ長調ですので、シの音はフラット(♭)で、黒いキーを弾きますが、その他はあまり移動もなく、比較的楽に弾けると思います。途中に出てくる、ミのフラット、レのフラット、ドのシャープなどの臨時記号に気をつけて、弾いてください。
このコーナーは久しぶりです。
この曲は以前薬のコマーシャルで流れたので、みなさん、耳にしたことがあると思うのですが、とても短くて、演奏も簡単なので、取り上げてみました。パソコンの音楽を聴いてみましょう。
いかがでしたか。ああ、あれかと思われたでしょう。あれかを演奏してみましょう。この曲は副題がついていないので、みなさん、ご自分のイメージで付けられたら、愛着がわくと思います。
楽譜を見ながら、いつものように、右手、左手と練習して、かっこよく演奏できるようにマスターしてください。
短い曲なので、いつでも弾けるようにしておくと、かくし芸にも使えそうです。
いかがでしたか。
今回はショパンの小品を2曲お届けしました。
みなさんのレパートリーに加えていただけたら、幸いです。
それでは次回をお楽しみに。バイバイ