このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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作曲者の紹介

 ベートーヴェンについては、「レッスン18」で触れましたので、今回は、レッスンに用いる「トルコ行進曲」について、お話します。
「トルコ行進曲」はベートーヴェンと、モーツアルトの曲がよく知られていますね。ピアノを習い始めると、まずベートーヴェンの「トルコ行進曲」を弾いて、少し上達すると、モーツアルトを弾くようになります。

ベートーヴェンの「トルコ行進曲」は、ピアノの小品の中の1曲として、知られていますが、元は序曲「アテネの廃墟」の中に出てくる曲です。

どうしてトルコ行進曲が作られるようになったかというと、
トルコには伝統的な軍楽隊・メヘテルハーネがあったからです。
その軍楽隊が時代とともに発展を遂げ、戦争時はもちろん、通過する都市への進入時や、平和時にも演奏しました。

ベートーヴェンの「トルコ行進曲」は調度進入時の様子を表しています。

ステップ1 「トルコ行進曲」を弾こう

 ハ長調の曲で、メロディー譜は装飾音符も、最小限に減らしてありますので、比較的簡単に弾くことができるでしょう。左手の伴奏の和音も、音を少なく、移動も少なく、弾きやすくしてあります。
それではさっそく、パソコンの音楽を聴いてみましょう。
いかがでしたか、速さもそれほど速くないので、弾けそうですね。
楽譜をごらんになってください。4枚ありますので、コピーして、お手元に用意してください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
トルコ行進曲1 楽譜
トルコ行進曲2 楽譜
トルコ行進曲3 楽譜
トルコ行進曲4 楽譜
楽譜が用意できたら、メロディー譜を見ながら、もう一度聴いてください。
緑色の音符は♯(シャープ)、黒いキーを弾きます。小さい音符は装飾音符といって、速く弾きます。弾き方は音楽を何度も聴いて、コツを掴んでください。
3枚目の楽譜の1段目をごらんになってください。リピート(繰り返し)記がありますね。はじめからもう一度ここまで演奏してください。
下の指の位置のイラストを見て、弾くポジションを確認してください。それではさっそく練習してみましょう。
右手の位置

< ステップ2 左手の伴奏譜を弾こう >

右手のメロディーは弾けるようになりましたか。
今度は左手の伴奏譜を見てください。
はじめから、終わりまで行進曲のリズムで構成されています。パソコンの音楽をよく聴いて、行進曲風の和音の弾き方を覚えてください。
音の種類はそんなに多くないので、何度も練習すれば、どなたでも弾けるようになるでしょう。左手が弾けるようになったら、是非両手に挑戦して、レパートリーの1曲に加えられるようにしましょう。
それでは又次回をお楽しみに、バイバイ

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