このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
F・ショパンについては、レッスン28で書きましたので、省略します。
今回は「小犬のワルツ」について少し書きます。
ショパンのワルツの中で、どれが一番好きですか?という質問をしているネットがありましたが、一番人気は「小犬のワルツ」でした。
ショパンの曲をよくしらない子供たちでも、「小犬のワルツ」は知っていて、早く弾きたいと思っているのです。
しかし楽譜を見たことがある方はわかるように、ショパンの曲は♭(フラット)や♯(シャープ)のたくさんついた調の曲が多いのです。
「小犬のワルツ」も変ニ長調の曲で、♭が5つもついています。
それで、ある程度技術がつくまで弾くことができなかったのです。
しかし最近は何年もピアノのレッスンを続ける子供たちが少なくなって、大好きな「小犬のワルツ」を弾く前にやめていく生徒も増えてきました。
そこでだれでも簡単に弾けるように、ハ長調に編曲しました。左手はコードで弾けるようにしてあります。
まずはこのハ長調版で、弾けるようになってください。
そしてもっと上達して、いつの日か、原曲を弾きたい方は、今後のレッスンの励みになりますように。
今回の左手は「左手コードの弾き方」のところを練習して、両手のときは、その弾き方で弾いていきます。2枚目の緑の四角のメロディーを弾くときは、緑の四角の中の左手で弾いてください。3枚目、4枚目も同様です。
ショパンの曲はできればCDかなにかで本物を聴いてみて、テンポルバート(テンポの速度が微妙に変化して、揺れ動く感じ)の演奏をまねてみてください。それからペタルの機能がある楽器なら、ペタルを使ったほうがいいです。
あなたなりのショパンっぽい演奏を期待しています。
それでは、又次回をお楽しみに。バイバイ