このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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作曲者について

クシコスポストの作曲者Herman Necke (ヘルマン・ネッケ)1850~1912はドイツの作曲家で、デューレンという町で、音楽監督をしていたそうですが、その他の記録は残っていないようです。曲もこの「クシコスポスト」1曲だけが知られています。

曲について

クシコスポストは日本語では郵便馬車という意味です。当時の郵便馬車は超スピードで駆けていたそうです(現金を運ぶので、盗賊に狙われないために)
そんなことを考えると、この軽快なギャロップ(2拍子の舞曲)のリズムで構成された曲のイメージが出来上がってきます。
運動会でも徒競走などの時に、よく使われますね。

ステップ1

それではいつものように楽譜をプリントしてください。
今回は3枚です。形式はメロディー譜と伴奏譜に分けて、伴奏はコードで弾くように書かれています。

用意ができたら、パソコンの音楽を聴いてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
クシコスポスト1 楽譜
クシコスポスト2 楽譜
クシコスポスト3 楽譜
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
クシコスポスト 指の位置
いかがでしたか。
お聞きになってわかるように、この曲は全体を通して、馬が駆け巡るような、歯切れのいいタッチの曲で音はスタッカート奏法(音を短く切る)で、軽快に弾いてください。はじめはゆっくり練習して、次第にテンポを上げていくといいと思います。

3枚目の最後まで弾くと、D.C.(ダ・カーポ)はじめに戻るという表示があります。もう一度最初に戻って、2回目はto コーダという表示のところから、コーダに飛んでください。そこで全曲終了です。

ステップ2

左手の伴奏譜はヘ音記号で書かれている楽譜の部分です。そこに書かれているようなリズムで演奏します。緑や茶色の枠で囲ってある部分は、その部分の奏法で伴奏してください。
それでは、楽しいクシコスポストが出来あがりますように。。。
☆お知らせ
皆さん、いつも「弾いてみよう」を見てくださって、ありがとうございます。都合により9月号の「弾いてみよう」は休ませていただきます。次回は2ヵ月後の10月号で又お目にかかりましょう。バイバイ

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