このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。
作曲者については、レッスン16「眠りの精 ブラームスの子守歌」で書きましたので、省略します。
今回はハンガリア舞曲について、書きます。
この曲は私が小学生のころ、合奏した曲で、よく覚えています。
オーケストラやピアノソロ、連弾でも演奏されます。
ピアノ曲では、和音が多くて、テンポが速いので、初心者には弾きにくい曲です。「弾いてみよう」では、右手の和音を極力減らして、弾きやすくしました。左手の伴奏も、コードで弾けるようにしてあります。
次に、右手のメロディーの音符を読んでみましょう。
パソコンの音楽に合わせて、階名で歌ってみましょう。
メロディーがインプットされたら、弾いてみてください。
弾く位置は下のイラストで確認してください。
ハンガリア舞曲は、繰り返しのメロディーが何度も出てきます。1枚目の3段目の終わりにリピート記号がありますので、最初からもう一度弾きます。
次に4段目の最初から、2枚目の3段目の途中までも、2回弾きます。そして2枚目の3段目の途中から4段目の最後までも2回、3枚目の2段目までも2回、
そしてダル・セーニョの記号のところから、セーニョ(最初)に戻ります。
今度は繰り返しなしで、toコーダのところまで弾き、そこからコーダに移り、最後まで弾いて完成です。
楽譜は3枚ですが、全部通して演奏すると、かなり長くなります。ハンガリア無曲の全曲の長さです。
あまり長すぎると思う方は、繰り返しを省略して、演奏してもいいでしょう。
テンポ
速度は、Allegro(速く)の速度記号がついていますので、軽快にすばやく演奏します。
2枚目の3段目、イ長調に転調するところから、Vivace(アレグロより速いテンポです)
そしてrit.(リタルダンド)では、段々ゆっくりにしていって、in.tempoで、元の速さにもどします。この辺はめまぐるしく速度が変化しますので、パソコンの音楽をよく聴いて、速さの変化を覚えましょう。
全体に軽快に、はずむようなリズムで演奏します。
左手はコードの弾き方を載せています。
8分音符はスタッカート(音を切る)で弾きましょう。
途中、四角で囲んだところは、それと同じ色の四角で囲んである伴奏の弾き方をしてください。
何度もパソコンの音楽を聴けば、どのような弾き方をすればいいか、わかってきます。
イ長調のところからは、ド、ファ、ソの音は♯(半音上がる)になりますので、ご注意ください。
それでは最後まで弾けますように。
又次回お目にかかりましょう。バイバイ