このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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<< レッスン23 タイスの瞑想曲を弾こう >>

作曲者の紹介

Jules.Massenet(ジュール.マスネー)は1842年5月12日、フランスのモント(ロアール)で生まれました。パリ音楽院で学びローマ大賞をうけ、のちに母校の作曲科教授となります。<マノン><ウェルテル><タイス>などの女性を主人公にしたオペラの作曲で、人気を投じました。管弦楽組曲<絵のような風景>ほか、オペラ以外の作品もあります。
優雅に繊細な感傷をうたう、色彩感にとむ作風の持ち主です。<タイスの瞑想曲>はオペラ<タイス>の第2幕第1-第2場面の瞑想曲ですが、単独にバイオリン独奏曲として演奏されることが多いです。
参考資料 学生の音楽事典(音楽の友)

ステップ1 メロディーを弾いてみよう

バイオリンの曲の中では、名曲中の名曲、楽譜5枚分と、ちょっと長かったけど、全曲入れました。
まずは、メロディーを弾けるようにしましょう。全部楽譜はプリントして、お手元に置いてください。
用意ができましたら、パソコンの音楽を聴いてみましょう。 [ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)] いかがでしたか、結構長い曲になりました。
次に楽譜を見てください。1ページ目の3小節目に、セーニョの記号があります。4ページ目の3小節目にダル.セーニョの記号があります。ダル.セーニョのところまで演奏したら、セーニョに戻って、もう一度弾きます。そして2ページ目の8小節目のtoコーダのところまできたら、4ページ目の4小節目、Coda(コーダ)のところへ飛んでください。そこから最後まで演奏して、全部終了です。楽譜を見ながら、もう一度パソコンの音楽を聴いてみましょう。
タイスの瞑想曲(1) 楽譜
タイスの瞑想曲(2) 楽譜
タイスの瞑想曲(3) 楽譜
タイスの瞑想曲(4) 楽譜
タイスの瞑想曲(5) 楽譜

弾く順番、わかりましたか?
次はメロディー譜の緑色の音符を見てください。横に♯(シャープ)とか♭(フラット)とか書いてありますね。黒い鍵盤を弾いてください。
弾く位置は下のイラストを参考にしてください。

タイスの瞑想曲 右手の位置(1)


右手位置(1)の絵

タイスの瞑想曲 右手の位置(2)


右手位置(1)の絵

タイスの瞑想曲 左手の位置


左手位置の絵

< ステップ2 左手を弾いてみよう >

[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
いよいよ左手の演奏です。
今回はコードネームも提示してありますが、伴奏譜というところを見て、弾いていきましょう。ここでもう一度パソコンの音楽を聴いてください。今度は左手の音を注意して聴くようにしましょう。
次に左手伴奏譜の楽譜に従い、弾いていきます。右手同様、緑色の音符は黒鍵を弾きます。先ほど右手の時に提示した、弾く位置のイラストの左手の部分を見てください。♯、♭の位置を確かめながら、演奏していきます。
今回は楽譜5枚と長い曲になってしまいましたが、少しづつできるようになればいいですよ。右手も左手もマスターした人は、両手に挑戦してみましょう。
誰でも知っている、有名な曲だけに、弾けたときの喜びは大きいと思います。それでは又次回をお楽しみに、バイバイ

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