このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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はじめに
 「弾いてみよう」のレッスンも、今回で34回目になりますが、このレッスンの目的は初心者を対象としていますので、今までレッスンを続けてこられて、もう少しレベルの高いものを弾きたい方には、物足りないかもしれません。そういう方はもう、「弾いてみよう」は卒業なのです。あとはお近くの音楽教室に通われたり、市販のテキストを購入したりして、より高いレベルの曲に挑戦してください。
又、逆に途中からはじめて、難しすぎるという方は、「レッスン1」から始められると、基本的なことがマスターできます。

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作曲者の紹介

 フランツ・リスト(Liszt,Franz)は、1811年ハンガリーのライジングで生まれ、1886年、バイロイトで亡くなりました。
作曲家でピアニストでもあります。
6歳からピアノを学び、9歳での演奏会の成功を機にウイーンに出てテェルニーに師事。1822年に楽団にデビュー。翌23年にはパリに移り、パエール・レイハに作曲を学び、ピアノ奏者として広範囲にわたる演奏活動をするが、その後舞台活動からしりぞき、1841-61年はワイマルの宮廷楽団の指揮者をつとめながら、創作に専念し、一時はローマで宗教生活に入った。その後バイロイトにもどり、後輩の指導を中心に活発な音楽活動をつづけた。

学生の音楽辞典(音楽の友社)参照

作品について

作品に関しては、広範囲にわたり、ここではご紹介できないので、興味のある方は下記のHPをごらんになってください。作曲者に関しても、色々でています。
http://kyck.hp.infoseek.co.jp/liszt/fliszt.php
今回レッスンする「愛の夢」は3つの歌曲として書いたものですが、のちにピアノ独奏曲として書き直して、ピアノ曲として有名になっています。

ステップ1

それではいつものように楽譜をプリントして、お手元に置いてください。準備ができましたら、楽譜を見ながら、パソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
次に、右手のメロディーを歌いながら、聴いてみてください。
メロディーが頭に入ったら、練習をはじめましょう。
ト長調の曲ですので、ファの音は♯(シャープ)です。他にも臨時記号でシャープの音とフラットの音がでてきますので、シャープは茶色、フラットは緑の音符で書かれていますから、その音は黒い鍵盤を弾いてください。
弾く位置は「愛の夢の位置」のイラストを参照してください。
それでは、右手の練習をはじめましょう。
愛の夢第三番1 楽譜
愛の夢第三番2 楽譜
愛の夢第三番3 楽譜
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
右手の位置

ステップ2

今度は左手の練習ですね。左手の伴奏譜を見ながら、パソコンの音楽を聴いてみましょう。左手の位置も、「愛の夢第三番の位置」のイラストを参照してください。
はじめから終わりまで、8分音符の分散和音が続きます。一定のリズムの繰り返しですから、シャープ、フラットの音を気をつけて弾けば、それほど難しくないと思います。今回は少し短い曲なので、きれいに弾けるようになるまで練習してください。
それでは、次回をお楽しみに。バイバイ

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