このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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作曲者と曲の紹介

 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトはオーストリアの作曲家で、1756年ザルツブルグに生まれ、1791年、ウイーンで亡くなりました。35歳の若さで亡くなりましたが、交響曲からコンチェルト、弦楽四重奏曲、ソナタ等々、あらゆるジャンルに名曲を残しています。4歳から作曲をはじめたという早熟な天才で、35年で生涯を閉じても不思議はないくらいの業績を残したのです。 私はピアノソナタが最も親しんで弾いている曲ですが、モーツァルトの曲は、人間だけでなく、植物や鳥などにも好かれているようです。

さて、今回ご紹介するのは、ホルン協奏曲といって、ホルンのために作られた協奏曲ですが、小学校の教科書にも載っていて、皆さんも聞いたことがあるメロディーだと思います。 わかりやすい、きれいなメロディーの曲で、キーボードにもよく合う曲だと思います。

ステップ1

 今回は4枚の楽譜になります。いつものようにプリントしてお手元に置いてください。
1枚目の楽譜のメロディー譜と書かれている下にAllegroという文字がありますね。速度記号で、アレグロと読みます。日本語では速くという意味ですので、速いテンポで軽快に演奏してください。

それではさっそくパソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
次に楽譜をよく見てください。
ホルン協奏曲第一番1 楽譜
ホルン協奏曲第一番2 楽譜
ホルン協奏曲第一番3 楽譜
ホルン協奏曲第一番4 楽譜
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
右手の位置
音楽が聞き終わったら、さっそく右手の練習をしてみましょう。キーボードで練習される方は色々な楽器の音を選べるのであれば、ホルンの音色を選んでください。ホルンがない場合は、クラリネットなどでも、やわらかな音色で、合うと思います。

指の位置はイラストを参照してください。

この曲のむずかしいところは、16分音符の速い動きがたくさん出てくることです。
1枚目の楽譜の最後の小節から、2枚目の一段目、3枚目の3小節目からずーっと続いて、トリルもでてきますね。
トリルはレミレミレミレミ レミレミレミレドレと弾いてください。弾けない人はレーと伸ばして、最後にドレと弾いてもいいです。

ステップ2

もう一度パソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
左手の練習は同じ和音の繰り返しなので、むずかしくないと思います。
両手で弾けるようにがんばってください。
それでは、次回をお楽しみに。バイバイ

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